私は、多くの企業が障害者の方をその法定雇用率を満たす目的のみで雇用しているという現状に大きな危機感を感じています。
実際に、このままで良いと思っている経営者の方はほとんどいないと思いますが、雇った後の受け入れ態勢に不安がある、実際の事業と照らし合わせて働いてもらう職場を見出せないという事情もあろうかと思います。また、生産性を創出する職務で働けない事もその一因となり、多くの障害者の方が低賃金で働いているのも事実です。

そこで私達は、障害者の方の雇用を創出し、かつ共に生産し、成長を促進するお手伝いが出来ないかという思いに至りこの事業を立ち上げました。
生まれ持った、または様々な事情でハンデキャップを背負った方々が、この職場を通して、それぞれの足で、それぞれのペースで仕事をし、自らを成長させていく。そんな場所を設けていきたいと考えています。

その為には、障害者の方と共に生産し、成長していくプログラムが必要です。
企業様が雇われた障害者の方々を責任持ってお預かりし、この農園で共に仕事をしていきます。ここで作られた生産物は出荷され、消費者の元へ届き、それは巡り巡って「喜びの声」や「対価」となって、障害者の方やこれに関わる全ての方のもとへ返ってくる。
そしてそれは、障害者の方や私達の”働く喜び”と”成長の促進”へとつながっていく。
この循環を、スパイラル的に成長させていく流れです。

障害者の方におかれましては、今の自分自身のおかれている環境をプラス思考で考えてほしいと思っています。
「これからの未来はいくらでも作れる(変えられる)」という気持ちを持って共に歩きましょう。私達はいつもあなたのそばにいます。

そしてパートナー企業様。御社の雇用者をこの農園でお預かりし、共に歩き、成長促進と生産性が担保できるような職場を目指します。
また、それぞれのペースで成長した人たちがそれぞれの職場で働けるようにお戻しできるよう努めてまいります。
私達の目指す未来にご期待下さい!

 

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