ファームの特徴
Features
安心で安全な職場環境と雇用を促進する。
一人ひとりのやりがいの実現に寄与する。
多様な可能性を受容し地域の発展と共生社会をめざす。
事業収益性によって持続的な社会課題解決に貢献する。
農園に関わる役割は様々ありますが、「栽培」、「収穫」、「販売」、「梱包」など画一的な役割をただ割り当てるのではなく、精神的、知的に様々なハンデを抱えた人々に対して一人一人の「能力」や「興味」を常に評価、分析し、本当の意味で「働くことができる」役割を場合によっては創り出します。
具体的には、個々の障害に応じてカスタマイズされた作業プログラムや試行錯誤できる環境を用意し、フィードバックや専門家の知識を複合して改善を積み上げてまいります。
日々テクノロジーは進歩し、AIやロボティクス、様々なツールが生み出され続けています。
精神的、身体的に様々なハンデを抱えた人々が、「できない役割や仕事を無理矢理やる」、「できることしかやらない」のではなく、「どうすればこの役割ができるようになるのか?」についてアイデアを出し合い、パフォーマンスを上げられる環境を創り出します。
具体的には、バリアフリー化や、成長に伴うステップアップに必要な研修や教育システムを検討・導入し、試行錯誤することで、「できなかったことができるようになる」喜びを感じられるようにいたします。
人間であれば、年齢、性別やハンデの有無などに関わらず、無意識の思い込みや偏見を自動的に、そして簡単に無くすことはできません。
常にそのことを理解し、「どうすれば無意識の思い込みに気づけるのか?」を科学的、心理的アプローチで分析、試行錯誤し、多様な人々が気づきを得られる文化を創り出します。
具体的には、専門家を交えた講習会や交流会を通じて、人々がとらわれがちな無意識の思い込みや偏見に気づける機会を用意し、継続的な教育や議論を行ってまいります。
多様性、公平性、包括性の創出をどれだけ行ったとしても、誰かに頼ることで持続性を担保するのではなく、農作物から利益を生み出し、自立的に次の活動に循環していくような事業を創り出せなければ、本当に持続可能であるとは言えないと考えます。
具体的には、地域と連携し、情報発信による事業の透明性を高め、また「本当に売れる」農作物を育て、地域のスーパーや商店と提携し、農作物を販売して利益を上げることで、自分達が作り出したものが人々に喜ばれているという誇りとやりがいを生み出します。
障害を持つ方が安心で安全に作業に取り組める自社運営の年間を通した定温のダッチライト型ハウスによる栽培環境を提供します。
効率性や機能性を追求するだけでなく、 日々の作業に充実感と喜びが得られ、
自然や四季の美しさを感じながら、 衛生的な、働きやすさを追求したハウスを設計します。
障害者雇用めぐるファームでは、日々働いている障害者の好きなこと・興味のあるものは人それぞれで細かい液肥の計量や移植が得意な方もいれば、栽培環境の実験が好きな方、読書で知識を得ている方など多様な得意分野を持っていらっしゃいます。そんな得意分野を表現できる場もめぐるファームでは様々あります。
日々の農作業では、土壌作りから、種まき、移植、肥料やりなど色々な農作業があります。皆さんそれぞれの作業を丁寧に、でも楽しそうにやっています。これが「移植」と呼ばれる作業で、根が生えて小さな育苗トレーでは耐えきれないので大きめのポットに植え替えをします。液肥も、
ハーブの芽が育ちました。最初はこんなに小さかった可愛いバジル。障害者雇用めぐるファームの「めぐる」名前の由来でもある「芽」。働く方々の想いがめぐりめぐって、成長しました。1か月もたたないうちに大きくなり、収穫が楽しみです。
ハウスの前にフェンスが立ちました。防犯の面でも目立つ、立派なものになりました。安心と安全は欠かせないですものね。さらに、男女合わせて8室ものトイレが整備されました。綺麗に保たれたトイレがあると農作業に集中できます。